母の石油ファンヒーター
 
 
 
母の石油ファンヒーター(暖房目安:木造7畳)
 
母の石油ファンヒーター
 
 冬になり、我が家にある間口が二間(3.6m)ほどで、その間口全体が南側の庭に面した総ガラス窓の「廊下」のような細長い部屋が、晴れていて太陽光が射し込めば温室のように暖かく、カーテンを開けると暖房無しでも暑過ぎるぐらいで、母が冬を過ごすには最適の部屋ですが、陽射しの無い朝や、曇りや雨の日には暖房が必要です。
 
 部屋が3畳ほどと狭いので、できるだけ小さな石油ファンヒーターをインターネットで探し、「暖房目安:木造7畳」の石油ファンヒーターを購入しました。
 
 その際に、メーカーのホームページで、「その機種用の使用説明書」の末尾に記載されている「仕様」を詳細に確認して、我が家の母に最適の「メーカーの機種」を選びました。
 
 部屋が狭い上に、二重のカーテンの為に、朝に点火すると短時間で設定温度まで室温が上昇し、「エコモード」にしても、太陽光が射し込み始めると、設定温度を超えて25度、26度と上昇し続けるので、その時点で運転を止めます。
 
 母は、この部屋の一人掛けのソファーに座って、テレビで時代劇を視たり、新聞を見たりしています。
 
 
 
 
 
 
母の石油ファンヒーター(暖房目安:木造15畳)
 
母の石油ファンヒーター
 
 当地は比較的温暖ですが、それでも冬の朝には室温が下がりますので、母の居室や居間、トイレのある部屋、台所と、母の生活空間全体を起床の前から食後までの3時間ほど暖房するようにしました。
 
 母の居室や居間、トイレのある部屋、台所と、母の生活空間全体を暖房するには、相当な暖房能力が必要です。
 
 価格比較サイトで、暖房能力と価格から、比較的コストパフォーマンスが高いと思われる「暖房目安:木造15畳」の石油ファンヒーターを購入しました。
 
 その際に、メーカーのホームページで、「その機種用の使用説明書」の末尾に記載されている「仕様」を詳細に確認して、我が家の母に最適の「メーカーの機種」を選びました。
 
 我が家は木造の「あばらや」で、隙間が多くて暖房効率が悪いのですが、早朝、母が起床する1時間ほど前に点火すると、母が起床する頃には、快適な室温の20度台にまでは上昇しなくても、寒さを感じない程度には室温が上昇します。
 
 夕食後に室温が低くて寒ければ、夕方から夜にかけても、私の部屋の暖房も兼ねて、3時間から5時間ほど暖房するようにしました。
 
 夜には、朝ほど室温が低くないことと、トイレのある部屋と台所は、引き戸やドアを閉めて、暖房する空間を狭めているので、室温の上昇が早く、石油ファンヒーターの温風が吹き出している方向の部屋は、短時間で、室温が25、26度に達し、3、4時間運転すると30度近くにもなり、母はコタツから出て、自分で上着を脱いでパジャマに着替えて、くつろいでいます。
 
 石油ストーブや石油ファンヒーターには、「1時間に1、2回、部屋の換気をするように」との警告が記載されていますが、我が家は木造の「あばらや」で、隙間が多く、必要以上に自然換気されていて、わざわざ換気しなくても、「一酸化炭素中毒」の危険性はありません。
 
 燃料の灯油は、完全セルフのガソリンスタンドに、車のガソリンを給油しに行った際に、ガソリンと同様に完全セルフで購入し、20Lのワイドポリタンク2個に満タンにしてきます。
 
 今までは、ポリタンクから石油ストーブのカートリッジ式のタンクに、灯油を給油するのに、100円ショップの手動のポンプを使っていて、落差を設けてサイフォンの原理を利用しない限り、手動のポンプを繰り返し押し縮め続けなければならず、手が疲れましたが、石油ファンヒーターのカートリッジ式のタンクに給油するのには、電池式の電動ポンプを使っていますので、作業が格段に楽になりました。
 
 電池式の電動ポンプには、過去に、ラジオ用などに沢山購入した「単三型エネループ乾電池」を使っていて、使い道の無かった「エネループ」を有効利用できます。
 
 
 
 
 
 
母のカーボンヒーター
 
母のカーボンヒーター
 
 母用に、即暖性のあるカーボンヒーターも用意してありますが、カーボンヒーターの前方は赤外線の放射により、相当に熱く、可燃物が近づくと火災の危険がありそうで、心配で使えません。
 
 母の居室には、75cm×75cmの電気コタツが一年中置いてあり、省エネ、且つ、安全であるとともに、頭寒足熱で快適です。
 
 自作した天板が94cm×62cmのパソコン机の下にスッポリと収まっている、私の60cm×60cmの電気コタツも含めて、我が家の電気コタツの温度調節つまみは常に「最弱」ですが、長時間使うと、下の畳に蓄熱されるのか、「最弱」でも熱過ぎるぐらいになります。
 
 私に経済力が付いたら、東海、東南海、南海の三地震連動の巨大地震が起きても津波の心配の無い台地の上に、庭付きの一戸建ての家を建てて、屋根一面に太陽電池を設置し、電気を豊富に使えるようにするとともに、母の居室と、台所に隣接した食堂、母の浴室、母のトイレを効率的に配置して、母の生活空間全体を、一日二十四時間、一年中、エアコンで空調して、母に一年中快適に暮らしてもらおうと思っています。
 
 また、私に経済力が付いたら、母の介護ヘルパーの人件費として、年に数千万円の人件費を使って、3人から5人の介護ヘルパーを雇ってローテーションを組み、一日二十四時間、一年365日、介護ヘルパーに常駐して頂き、母に一年中快適に暮らしてもらい、母にできるだけ長生きしてもらおうと思っています。
 
 それとともに、私は、母の面倒も看ながら、「セーラー服姿が似合うような若くて綺麗で、心が優しい上に芯の強いしっかりした女性」と、「ヘルメットやカラフルな服装が似合う若い女(あるいは、男児)」とで、何にも煩わされること無く、楽しく、幸福に暮らしたい。
 
 
 
急性硬膜下血腫という大怪我を乗り越えた私の母